COLUMN
ストレスチェックって、そもそも何をするものですか?
——聞かれるのは、たった3つのことです
「ストレスチェックって、結局なにを聞かれるんですか」
先日、ある社長さんからいただいたご質問です。
名前だけは聞いたことがあるけれど、中身がよく分からない。そういう方が、まだとても多いように感じます。
今日は短く、そこだけお伝えします。
聞かれるのは、3つのことだけです
法律には、こう書かれています。
一 職場における当該労働者の心理的な負担の原因に関する項目
二 当該労働者の心理的な負担による心身の自覚症状に関する項目
三 職場における他の労働者による当該労働者への支援に関する項目」
【出典】労働安全衛生規則 第52条の9
言いかえると、こうなります。
| 法律の言葉 | ふだんの言葉にすると |
|---|---|
| 心理的な負担の原因 | 仕事の量や内容、職場の様子はどうですか |
| 心身の自覚症状 | 眠れていますか。食べられていますか。気分はどうですか |
| 他の労働者による支援 | 困ったとき、相談できる人はいますか |
この3つを、1年以内ごとに1回。 それだけです。
健康診断で身長と体重と血圧を測るのと、形はよく似ています。心のほうを測る、というだけのことです。
「点数が悪い人を見つける」検査ではありません
ここをよく誤解されます。
ストレスチェックは、調子の悪い人をあぶり出すためのものではありません。
本人が、自分の状態に気づくためのものです。だから結果は、会社ではなくご本人に直接届きます。
法律にも、こう書かれています。
ご本人が同意した場合を除いて、社長が結果を見ることはできません。これは、社員の方が正直に答えられるようにするための仕組みです。
体の面から見ると
3つめの「相談できる人はいますか」は、制度の話に見えて、実はいちばん体に近いところだと思っています。
ひとりで抱えているとき、人の体はだいたい同じ形になります。肩が上がって、首が前に出て、呼吸が浅くなる。
レッスンでも、そういう方は息を吐くのが苦手なことが多いように感じます。
誰かに話せたとき、人は息を吐きやすくなるように感じます。
相談できる相手がいるかどうかは、心の問題であると同時に、息のしやすさの問題でもあるのだと思います。
まとめ
- 聞かれるのは3つ。原因・自覚症状・まわりの支え
- 1年以内ごとに1回
- 結果は本人に直接。本人が同意しないかぎり、社長は見られない
そして、2028年4月から、50人未満の会社にも義務になります。
「うちは小さいから」が通じなくなるところですので、準備のことは下の記事にまとめました。
※ 引用中の太字による強調は筆者によるものです。
※ 実施の体制や進め方は、会社のご事情によって変わります。個別のことは無料相談でお聞かせください。
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